
- 売り買いしすぎのポジポジ病は損をする
- 根拠の薄い期待は高値掴みになる
- 後でチャートを見たら無駄に売買せず持ってれば利益が出てた

初エントリーは絶好調!短期売買で利益確定
2024年7月9日、私はペルセウスプロテオミクス(4882)に初めてエントリーしました。
最初は300株を平均481円で購入し、翌日には勢いを感じて700株を追加購入(合計1,000株、平均485円)。
この時の私は、「材料が近い」「チャートが良い」と強気。
そして予想通り、わずか3日間で株価は急騰し、平均539円で1,000株を売却しました。
💰【利益計算】
- 485円×1,000株=485,000円
- 539円×1,000株=539,000円 ▶ +54,000円の利益確定!
その後も小刻みに利益?…しかし気づけばポジポジ病
「もう一回チャンスあるかも…」
そんな気持ちで、7月23日に567円で400株を再購入しました。
しかし利幅はほぼ出ず、翌日に569円で売却(+800円)。
その後、7月24日に607円で300株、さらに605円で100株を追加。
400株平均約606円で保有したまま、7月29日に647円で売却しました。
💰【利益計算】
- 606円×400株=242,400円
- 647円×400株=258,800円 ▶ +16,400円の利益確定

…が、冷静に考えれば**“持ってるだけ”で良かったパターン**。
実は、買ってからしばらく放置していれば余裕で2倍近くまで上昇していたのです。
この時すでに「ポジポジ病」が始まっていたのでした…。

悪魔の導出期待!高値掴みで地獄へ
秋になり、ペルセウスプロテオミクスに**“導出(ライセンス契約)”の期待**が高まってきました。
「これは来るぞ…!」
そう思ってしまった私は、平均641円で600株を買い直し。
しかし、直後に626円で300株だけ一部損切り。
その後、「あの時売らなきゃよかった」と焦り、12月2日の上昇で追加エントリー。平均693円で400株を買い増し。
最終的に平均678円で700株を保有する形になりました。
…ところが、株価はジェットコースターのように急落。
「導出発表が無い」という事実が重くのしかかり、私は耐えきれずに596円で損切り。

💸【損失計算】
- 678円×700株=474,600円
- 596円×700株=417,200円 ▶ ▲67,400円の損失
ナイフを掴んだ…2025/4/1の落下中に再度爆損!
結局ペルセウスプロテオミクスは2025/3/31までに導出予定として引っ張り、3/31に導出は出来ない!と今更発表!
この数日前から早めに機関が売り始めた。
その後【導出なし】が確定してナイアガラに!
一気に株価が下落して
「今が底かもしれない…」
そんな希望的観測で、2025年4月1日、下落中に再エントリー(300株)。
しかも1,113円から数日で500円前半まで下落したので527円で200株!
次の日500円で100株!
し、しかしそこからさらに355円まで下落
…結果は、わずか数日で▲41,600円の爆損。
チャートは見るに堪えない「落ちるナイフ」状態でした。
「自分はアホだ…」と、心から落ち込んだ瞬間です。
まさにジェットコースターのような株価
2024年後半から2025年初頭にかけてのペルセウスの株価は、
上がればすぐに下がる、夢を見せては叩き落とすまさに“ジェットコースター”。
- 初期の短期トレードは成功していた
- しかし後半は導出という“期待”だけを信じた高値掴み
- ポジポジ病が悪化し、冷静な判断ができなくなっていた
長く持っていれば大きな含み益になったのに…
「小さくコツコツ利益を取った」結果、大きな利益を逃し、そして大きな損失を被ることに。







まとめ:導出だけを信じるな!ポジポジ病は損のもと
最初はうまくいっていたのに、
「もっと利益を出したい」「あの時持っていれば…」という欲と焦りが重なり、
気づけば高値掴み&爆損という最悪のシナリオに突入していました。
「導出されるだろう」という材料だけを信じて突っ込んだ自分。
落ちるナイフを素手で掴みにいった自分。
…今なら冷静にツッコミたい、「お前、アホか」と。
なお、今回のトレードは楽天証券の特定口座での出来事でしたが、
SBI証券のNISA口座でも仕込みと売却をしており、こちらは上手くいった(かも?)話があります。
この話はまた別記事で詳しく紹介します!